相川コータロー作品集

ゴミ箱~GOMIBAKO~:ティーチのゴミ箱

作:相川コータロー


 あの日のことを思い出した時、私は泣いていた。
 いつまで経っても、告白出来なかったからだ。
 死ぬ前の日でさえ、想いを伝えられなかった。
 照れ隠しなんてするものじゃない。言わなきゃ。
 流れるままに、なってしまう。

 「お前何書いてるんだよ」
 友達が俺に話しかけてきた瞬間に、紙を隠した。