相川コータロー作品集

ゴミ箱~GOMIBAKO~:アラワンペのゴミ箱

作:相川コータロー


 「出来るかどうか分かりませんが、やってみますね。」
 その一言が僕をイライラさせた。

 何の目的も問題意識もない状態で、ひとつの集団の中で行われる活動をしていると知ったからだ。
 僕は、こんな人と今まで活動をしていたのか。
 残念な気持ちと、悲しい気持ちが入り混じっている。
 これを気持ち悪いというのだろう。

 人間は何かしらの目的を持って生きている。
 人間は何かしらの問題に取り組むことで成長する。
 人間は――そうやって進化してきた生き物なんだ。